富山弁、観光や日常会話でよく耳にする頻出名詞

イントネーションに注目して紹介します

標準語とイントネーションが反対

2文字の名詞を思いつくだけ集めてみました

 

強く発音するのが2文字目のものが多いため、

聞きなれないのと同時に話し始めを聞き逃しやすいし

助詞や助動詞は省略するか前後の語と一体化しがち

かつ会話スピードは速め、そこへ独自の地名や

人の名前が混じったりすれば難易度は高くなります

 

2文字の名詞

誰、どこ、何、いつ、まだ、後(あと)

朝、昼、午後、空、夏、雨、雪、橋、船、

家(うち)、宿、窓、中(なか)、外(そと)、紙、丸(まる)、ただ、

いぬ、熊、ねこ、耳、指、足、靴、端(はじ)、カギ、石、ごみ、

箸、寿司、鍋、みそ、肉、海苔、網、汁、生(なま)、ダシ、茄子、栗、梨、

 

全部反対です(?)

 

いやいやこんなのわかるって…と思うかもしれませんが

2文字ずつの反対イントネーション連打が来ると

難しい時もあるかもしれません

 

例文を書いてみました

富山県民は、観光客の方には

比較的お客様向けの話法で

わかりやすく喋ってくれる方が多いです

 

例:朝(あさ↑)ンなった↑ら雪(ゆ↑き)か雨(あめ↑)ならせんがで、

 (ま↑ど)から外(そ↑と)みられ

 

→朝になったら、雪か雨ならしないので、

 窓から外を見てください

 

 

例:箸(は↑し)つこてこいがして寿司(す↑し)食べられ、キャただ(ただ↑)なが

 海苔(の↑り)(に↑く)と茄子(なす↑)巻か、そッで出汁(だ↑し)ちょっこし付けら

 

→お箸を使ってこのようにしてお寿司を食べてください、これは無料です

 海苔は肉と茄子に巻くのです、そして出汁を少し付けるのです

 

 

例:橋(は↑し)あろゥ?あこ↑こえ↑た端(は↑じ)にでかいと石(い↑し)めェら、

 行きたいがなら紙(か↑み)にまる(ま↑る)つけとかれ、よぼるちゃ

 

→橋があるでしょう?あそこを超えた端の方でたくさんの石を見る事ができる

 行きたいなら紙に丸印をつけておいてください、呼びますので

 

 

わかったかな?

 

 

例:か誰(だれ↑)ツのねこ(↑)?つんだってきとる

 

→これは誰の家のねこ?ついてきているよ

 

 

先にある程度知っておくと聞き取りやすいですね